ソニー銀行の債務整理（2023年）

ソニー銀行は、2001年に三井住友銀行とソニーの出資によって設立されました。

2002年から、ネットバンクで住宅ローンを始めて取扱ったのがソニー銀行。現在では資本金は385億円となっており、ネット銀行の中でもトップクラスです。

ソニー銀行は、個人向けにカードローンの商品を展開していますが、このカードローンに対して債務整理は可能です。

債務整理を開始すると、ソニー銀行は保証会社のアコムから代位弁済を受けます。これにより、アコムがソニー銀行の窓口となり、任意整理などの交渉条件はアコムに従うことになるのがポイントです。

ソニー銀行に任意整理を行った場合、アコムが保証会社となっているため、アコムの対応に従います。

アコムでは、利用年数に応じて和解できる分割回数の目安があります。

・1年未満の利用の場合（12回払い）
・2年未満の利用の場合（24回払い）
・3年未満の利用の場合（36回払い）
・4年以上の利用の場合（48回払い）

例えば、5年使っているソニー銀行カードローンの支払いが90万円ある場合、月々の返済額の目安は、4年ベースの分割払いで1万8000円～2万円ほどです。

任意整理後は利息の全カットが基本ですが、1年前後の利用年数ですと、利息を半分減らすなどの対応にとどまります。