司法書士法人・行政書士かながわ総合法務事務所
神奈川県横浜市西区北幸2-10-27 東武立野ビル1階
(横浜駅西口より徒歩8分)
TEL:045-328-1280
「返済が遅れたら、裁判所から手紙が届いた…」
「滞納していても、債務整理はできる?」
数日程度の延滞から、半年、1年…はては、10年ほどの滞納まで様々なものがありますが、滞納期間に関わらず債務整理はできます。
・カード会社から一括請求の手紙がきた
・カード会社から訴訟予告通知がきた
・裁判所に訴えられた
・勤務先に連絡が入ってしまった
このような状態でも債務整理はできますので、ご安心ください。
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延滞や滞納をしていると、遅延損害金というペナルティはつきます。
遅延損害金は、年利で25%ほど。50万円借りた場合で、1年で12万5000円ほどです。
数年滞納していると、遅延損害金は数十万円単位の金額になります。
支払いが遅れると、初めはショートメールや電話、お手紙などで督促がされます。
督促の連絡を行っても応答がない場合には、相手先は、裁判所へ訴訟手続きや支払督促の申立てを行うケースもあります。
早いと、2、3か月の延滞で、訴訟になるケースもあります。
訴えられると、あなたの住所に裁判所からの茶封筒が届きます。
最悪なケースでは、訴えられた後に強制執行が行われるケースもあります。
強制執行の代表的なものは、「給与の差押え」と「銀行口座の差押え」です。
給与差押えになると、強制的に給料の1/4が返済金として天引きされます。
勤務先の会社を通じて行われるため、会社にもバレてしまいます。
口座差押えの場合では、銀行口座のお金は強制的に借金の返済に充てられます。
銀行口座はロックされてしまうので、口座からお金をおろせなくなる事態もあります。
「支払いができないから、放置している」
こんなケースがありますが、これはよくありません。
・カード会社と今後の返済について話し合う
・債務整理を行う
このいずれかの方法をとらなければ、思わぬ事態に発展します。
「債務整理なんてできないんじゃないか?」
「もうどうしたらよいか分からない」
滞納している借金があると、このように不安かもしれません。
しかし、このような悩みを抱えている方は、意外にも多くいます。
・2ヶ月ほどカードの支払いができていない延滞のケース
・数年ほど借金を滞納してしまっている
というご相談は、当センターでも月に10件以上はあります。
数か月程度の延滞であれば、任意整理で問題なく解決できます。
1年や2年の滞納を、任意整理する場合もあります。
5年以上滞納していると、時効が成立する場合もあります。
まずは任意整理や時効を検討、難しい場合は、個人再生や破産を検討する流れです。
一括請求されても、諦める必要はありません。
債務整理をすると、分割払いに応じてくれるカード会社が多いのが現状だからです。
また、裁判所に訴えられても、債務整理で分割払いを行った事例は多数あります。
判決が出て裁判が終了している場合でも、任意整理で解決できたケースもあります。
一方で、強制執行(口座差押や給与差押)が行われている段階。
この段階になると、具体的な対策を施すのはかなり難しくなります。
この程度の延滞であれば、債務整理(任意整理)を行う上で全く影響はありません。
そうはいっても、遅れ分を取り戻せる目途がなければ、より状況は悪化してしまうため、債務整理を検討してみたほうが良いでしょう。
Uさんのケース
返済日が8/27でしたが、支払いができませんでした。
延滞2週間あたりから、督促の電話がだいぶ鳴っていて困っていたUさん。
借入先である4社全てに遅れが出ている状況でした。
任意整理の手続きを開始し、その次の日に督促は停止。
任意整理の分割払いは5年ベース、任意整理後の利息の支払いは免除されました。
このぐらいの期間の遅れがあると、督促に加えて一括請求の手紙が届いたり、カード会社によっては裁判所に訴えを起こすケースもあります。
また、勤務先に督促の電話を行うケースもあります。
裁判所に訴えられてしまうと、自宅に裁判所からの手紙などが届いてしまいます。
家族に秘密の方などは、注意しましょう。
一括請求をされていても、実務上は、任意整理を行うと分割払いできるケースは多いです。
Kさんの場合
返済ができなくなってから、督促の電話にも対応しなくなったKさん。
3ヶ月ほどするとカード会社から一通の手紙が到着しており、確認すると残額86万円を一括請求する内容でした。
「一括でなんて払えるわけがない…」と当センターに相談をされたKさん。
債務整理(任意整理)の手続きに介入し、遅延損害金を含む90万円を1万5000円×60ヶ月(5年)の分割払いに成功しました。任意整理後の利息も免除されました。
このぐらいの期間の遅れがある場合には、督促はだんだんなくなっていきます。
しかし、たまに支払いを催促する手紙が届いたり、裁判所に訴えられるケースもあります。
カード会社から督促が来なくなったからと言って、借金が免除されたわけではありません。日々着々と、遅延損害金は増えていることを、忘れないようにしましょう。
Sさんの場合
数か月延滞している段階では、督促や請求も多かったようですが、1年も経つと、督促も減っていったので、安心してしまったSさん。
しかし、4年目のある日、突然カード会社から訴えられてしまいました。
借りたお金48万円に対し、利息・遅延損害金が37万円。
総額85万円を一括で支払えという内容に、途方にくれて相談をされました。
早速、債務整理手続きをスタートし、カード会社と交渉スタート。
利息・遅延損害金の37万円のうち、25万円はカットに成功。
総額60万円(元金48万円+遅延損害金12万円)を、毎月1万5000円×40ヶ月払いで和解することに成功しました。
任意整理後の利息の支払いは免除されました。
裁判所とも調整を行い、裁判も終了しました。
5年以上の長期滞納になってくると、督促もなければ手紙も届かなくなったというケースも珍しくはありません。
しかし、ある日突然「○○会社からあなたの借金を譲り受けた」というような手紙が届いたり、突然裁判所に訴えられるケースなどが考えられます。
また、引越しをした直後の新しい住所に、この借金の督促がきたというケースもあります。
Wさんの場合
「何年も支払いをしていなかったけどもやもやした気持ちはずっとあった」
何年も滞納してしまったため、いまさらどうしたらよいか分からなかったというのが、本音だったようです。
婚約者と同棲を始めるために引越しをしたある日のこと、「(8年前に借りていたカード会社から)借金を譲り受けた」という債権回収会社からの手紙が到着。
「もうちゃんと決着をつけなければ…」と思い、相談をされたようです。
借りたお金98万円に加え、利息損害金が8年で138万円ほど発生。
この合計額が236万円と、借りたお金の倍以上に膨れ上がっていました。
返済状況や、元のカード会社の督促や訴訟状況を確認したところ、時効成立の可能性がありました。
内容証明郵便で時効を援用し、236万円あった支払いは全てなくなりました。
「昔の借金を婚約者に知られたら困るので本当に良かった」とホッとされていました。
司法書士法人かながわ総合法務事務所の代表。2008年より司法書士登録。
債務整理を専門とし1万件以上の事案を解決してきました。こうした経験を記した「債務整理の専門家ブログ」は多くの方に好評を頂いております。
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