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借金を延滞や滞納しても債務整理できる?

一括請求されても任意整理は間に合う!

「滞納していたら、裁判所から手紙が届いた…」
「引越し直後に、数年前から滞納してる借金の一括請求が…」

 借金の延滞や滞納といっても、数日程度の延滞から、半年、1年…はては、10年ほどの滞納まで様々です。

しかし、期間に関わらず、いずれのケースでも債務整理はできます。つまり「滞納をしていても債務整理はできる」というわけです。

「カード会社から一括請求の手紙がきた」
「カード会社から訴訟予告通知がきた」
「裁判所に訴えられた」
「勤務先に連絡が入ってしまった」

このような状態でも、一般的に80%以上は債務整理できると思ってよいでしょう。

滞納や延滞されている場合に、一番大事なのは、「債務整理できないだろう」と思ってしまうことです。こう思い、放置してしまうことで、状況は悪化しますので、注意しましょう。

延滞や滞納していても債務整理はできる!

延滞や滞納している人は意外と多い

借金を延滞や滞納している場合に、
「債務整理すらもできないんんじゃないか」
「もうどうしたらよいか分からない…」
と不安かもしれませんが、このような悩みを抱えている方は、意外にも多くいます

2ヶ月ほどカードの支払いができていない延滞のケースや、数年ほど借金を滞納してしまっているというご相談は、当センターでも月に10件以上はあります。

滞納や延滞をすると遅延損害金が発生する

延滞や滞納をしていると、遅延損害金というペナルティはつきます。

遅延損害金は、年利で25%ほど。50万円借りた場合で、1年で125000円ほどです。

1ヶ月で1万円ほどなので、数か月程度の延滞であれば、特に問題はありません。
任意整理で十分に対応可能な範囲です。

数年滞納している場合には、数十万円単位の金額になってくるため、遅延損害金を丸ごと払って解決するというのは難しいですが、それでも解決方法は色々とあります。

一括請求されても裁判所に訴えられても間に合うケースは多い

一括請求されると諦めてしまう方も多いですが、債務整理を開始すると、分割払いに応じてくれるカード会社が多いのが現状です。

また、裁判所に訴えられてしまっても、債務整理で分割払いを行った事例は多数あります。

さらに、裁判所に訴えられて判決が出てしまった(裁判が終了している)場合でも、条件は多少厳しくなりますが、分割払いで解決できるケースもあるのです。

さすがに、強制執行(口座差押や給与差押)が行われている段階では、債務整理に応じてくれるのは難しくなってきますので、この段階に入る前に債務整理を開始しましょう。

数日から1ヶ月程度の延滞の場合

この程度の延滞であれば、債務整理(任意整理)を行う上で全く影響はありません。

そうはいっても、遅れ分を取り戻せる目途がなければ、より状況は悪化してしまうため、債務整理を検討してみたほうが良いでしょう。

3週間ほどの延滞を任意整理で解決した事例

Uさんのケース

返済日が8/27でしたが、支払いができませんでした。
延滞2週間あたりから、督促の電話がだいぶ鳴っていて困っていたUさん。

借入先である4社全てに遅れが出ている状況でした。

任意整理の手続きを開始し、その次の日に督促は停止。
任意整理の分割払いは5年ベース、任意整理後の利息の支払いは免除されました。

1ヶ月から3ヶ月の延滞の場合

このぐらいの期間の遅れがあると、督促に加えて一括請求の手紙が届いたり、カード会社によっては裁判所に訴えを起こすケースもあります。

また、勤務先に督促の電話を行うケースもあります。

裁判所に訴えられてしまうと、自宅に裁判所からの手紙などが届いてしまいます。
家族に秘密の方などは、注意しましょう。

一括請求をされていても、実務上は、任意整理を行うと分割払いできるケースは多いです。

3ヶ月滞納し一括請求されたが任意整理で解決した事例

Kさんの場合

 返済ができなくなってから、督促の電話にも対応しなくなったKさん。

3ヶ月ほどするとカード会社から一通の手紙が到着しており、確認すると残額86万円を一括請求する内容でした。

「一括でなんて払えるわけがない…」と当センターに相談をされたKさん。

債務整理(任意整理)の手続きに介入し、遅延損害金を含む90万円を1万5000円×60ヶ月(5年)の分割払いに成功しました。任意整理後の利息も免除されました。

1年から4年ほど滞納している場合

このぐらいの期間の遅れがある場合には、督促はだんだんなくなっていきます。

しかし、たまに支払いを催促する手紙が届いたり、裁判所に訴えられるケースもあります。

カード会社から督促が来なくなったからと言って、借金が免除されたわけではありません。日々着々と、遅延損害金は増えていることを、忘れないようにしましょう。

4年滞納し裁判所に訴えられたが任意整理で解決した事例

Sさんの場合

数か月延滞している段階では、督促や請求も多かったようですが、1年も経つと、督促も減っていったので、安心してしまったSさん。

しかし、4年目のある日、突然カード会社から訴えられてしまいました。

借りたお金48万円に対し、利息・遅延損害金が37万円。
総額85万円を一括で支払えという内容に、途方にくれて相談をされました。

早速、債務整理手続きをスタートし、カード会社と交渉スタート。

利息・遅延損害金の37万円のうち、25万円はカットに成功。
総額60万円(元金48万円+遅延損害金12万円)を、毎月1万5000円×40ヶ月払いで和解することに成功しました。

任意整理後の利息の支払いは免除されました。

裁判所とも調整を行い、裁判も終了しました。

5年以上滞納している場合

5年以上の長期滞納になってくると、督促もなければ手紙も届かなくなったというケースも珍しくはありません。

しかし、ある日突然「○○会社からあなたの借金を譲り受けた」というような手紙が届いたり、突然裁判所に訴えられるケースなどが考えられます。

また、引越しをした直後の新しい住所に、この借金の督促がきたというケースもあります。

8年滞納。引越し直後に住所がばれて督促が始まる

Wさんの場合

 「何年も支払いをしていなかったけどもやもやした気持ちはずっとあった」
何年も滞納してしまったため、いまさらどうしたらよいか分からなかったというのが、本音だったようです。

婚約者と同棲を始めるために引越しをしたある日のこと、「(8年前に借りていたカード会社から)借金を譲り受けた」という債権回収会社からの手紙が到着。

「もうちゃんと決着をつけなければ…」と思い、当センターに相談をされたようです。

借りたお金98万円に加え、利息損害金が8年で138万円ほど発生。
この合計額が236万円と、借りたお金の倍以上に膨れ上がっていました。

返済状況や、元のカード会社の督促や訴訟状況を確認したところ、時効成立の可能性がありました。

内容証明郵便で時効を援用し、236万円あった支払いは全てなくなりました。

「昔の借金を婚約者に知られたら困るので本当に良かった」
とWさんはホッとされていました。

「5年以上滞納している借金を解決する方法」はこちら

ホームページの執筆者

司法書士・行政書士  山口広樹

・神奈川県司法書士会2376号
・法務大臣認定番号801245号
・神奈川県行政書士会4407号
・横浜商工会議所所属

横浜市出身。債務整理や過払い金を専門(業界歴14年)として、総計1万名以上の相談に対応。
横浜債務整理相談センターの運営者。

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