司法書士法人・行政書士かながわ総合法務事務所
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2026/05/02更新

私はどの債務整理を選択するのが良いですか?を解説

債務整理の方法には、任意整理・個人再生・自己破産などがあります。

「私はどの債務整理が良いですか?」こうした質問を受けることがあります。

どの債務整理が良いかは、以下の内容を精査して決めていきます。

・どんなローンがあるか?
・借金はどのくらいの金額あるのか?
・毎月いくら支払いが可能か?
・生活費にどのくらいの出費があるか?

こうした内容は1人1人異なるため、まずはこの内容を整理することで、どんな債務整理をすべきか?検討していく流れです。

「どのように債務整理の選択を行ったか?」4名の事例を元に解説していきます。

Aさんのケース(個人再生)

Aさんの状況と希望

・カード類の借金が500万円あり

・住宅ローン(3000万・毎月12万円の返済)と車のローン(100万・維持費含み毎月3万円の返済)があり

・収入は手取りで30万~35万ほど

定期的に家族を病院に連れていくため車が必要、債務整理を行っても車は残せるようにしたい。

もちろん、自宅も残したいので、今までどおり住宅ローンを支払っていきたい。

司法書士のアドバイス

「家と車を残す」これを最優先にするのであれば、任意整理一択です。

ただし、任意整理では「500万円を60回程度で払える資力が必要」なため、毎月8~9万円の返済が必要です。

住宅ローン・車のローンと合わせると毎月23万~24万円の返済金が必要なため、これで家計のやりくりができるか?がポイントです。

この出費が難しい場合には、個人再生を検討しましょう。

個人再生を行うと、最大で500万→100万に減らせる可能性があり、毎月3万円程度の返済で可能です。

ただし、車のローンも個人再生の対象となるため、車は残せません。

住宅ローンには影響がないよう進められます。

個人再生を行った場合、住宅ローンの返済と再生後の支払いで毎月15万円ほどです。

自己破産をすると自宅が無くなってしまうため、避けたほうが良いでしょう。

Aさんが選択した債務整理は?

個人再生を選択されました。

収入が手取り30万~35万ほどのため、任意整理では生活費の捻出が厳しい。
(働き方改革後、残業代やボーナスは今までみたいに期待できない)

「家だけは絶対に残す」というコンセプトで車は諦め、カーシェアリングの利用などで車を代用することにしました。

「自宅」と「今後の生活を安定させる」ことを最優先とする選択をとったかたちです。

Kさんのケース(任意整理)

Kさんの状況と希望

・リボ払い・銀行カードローンの借金が300万円あり

・奨学金の返済(150万)があり。

本人の希望としては、以下のとおり。

・大ごとにしたくない、妻に絶対にばれたくない(離婚になる)

・借りたお金なので払える限りは払っていきたい、1ヵ月に7万円までなら払える

司法書士のアドバイス

希望を尊重するなら、自己破産や個人再生は選択肢から外したほうが良いでしょう。

自己破産・個人再生の両手続きは、裁判所に申し立てが必要となり、官報掲載がされたり(ネットでも見れる)、奨学金の返済を巻き込みます。

・借金が発覚して離婚になる可能性を避ける

・1か月に7万円の出費は可能

であれば、任意整理で対処することは可能です。

ただし、任意整理の返済期間は5年程度続きます。

今7万円の返済金を用意できたとしても、5年の返済途中で払えなくなってしまう場合もあります。

今後5年内に収入減少などが予測されるなら、個人再生や自己破産を検討すべきです。

Kさんが選んだ債務整理は?

任意整理を選択されました。

5年程度支払いが続くリスクを考慮して、休日にバイトを行い貯金を作り、万一の事態に備えることになりました。

任意整理よりも、自己破産や個人再生を行ったほうが借金は減らせますが、もし妻にばれてしまったら離婚になる。

「借金を減らす」と「離婚は避けたい」を天秤にかけて後者を選択、今ある生活環境を壊さないことを優先した選択です。

Iさんのケース(自己破産)

Iさんの状況と希望

・カード類の借金が400万あり

・住宅ローン・車のローンなどその他のローンはなし

物価高・人材不足の影響により会社が倒産し、転職を余儀なくされた。

思うように転職先が決まらず、新しい就職先が決まったとしても、収入減少は避けられない状況。

生活すら不安な状況なので、借金の返済を続けることは難しい。

司法書士のアドバイス

現在の状況から考えて、自己破産を選択されたほうが良いでしょう。

会社倒産による「支払不能」であれば、自己破産の許可がおりる可能性は高いです。

今後の生活を安定させることが最優先ですので、借金は自己破産して清算、生活費を確保できる就職先を早急に探しましょう。

自己破産を行う場合には「職業制限」があり、破産手続き中は、一定の資格を使った仕事に制限がかかります。

新しい仕事を決める際、こうした点に留意する必要がありますので注意して下さい。

Iさんが選んだ債務整理は?

自己破産を選択しました。

今後の生活安定を第一に考えた結果、いったん借金をリセットして、再出発を図るという選択です。

Mさんの選んだ債務整理

Mさんの状況と希望

・リボ払い・カードローン・消費者金融の借金で800万円あり

・住宅ローン(残ローン1300万・自宅価値は3000万円)あり

・教育ローンが(100万)があり

本人の希望としては、住宅ローンや教育ローンを除外して、任意整理をしたい。

任意整理するなら、毎月9万円の返済金は用意できる。

もし、任意整理が難しいなら個人再生を希望、自宅は失いたくないので、自己破産だけは絶対に避けたい。

司法書士のアドバイス

住宅ローンの残1300万と自宅価値3000万を相殺すると、1700万円の財産がある状態。

自宅を売却すれば全ての借金が清算できるため、自己破産や個人再生を行うのが難しい状態です。

 選択肢は任意整理となりますが、800万だと、毎月13万~14万の返済金は最低でも必要になります。

返済資金として用意できるお金が毎月9万円では、任意整理も難しい状態です。

不本意な選択だと思いますが、「自宅を売って全て清算する」という選択肢が1つ。

もう1つは、自宅を売らずに任意整理するなら、毎月13万円用意できる方法(バイトや副収入)を模索する。

もしくは、親族などを頼り300万円ほどお金を借りれるなら、自宅を売らずに、かつ、毎月9万円で任意整理できます。

(親族からの借入れは、任意整理の返済が終わってからの返済となる条件付き)

Mさんが選んだ債務整理は?

親族から300万円の借入れを行い、月9万円の任意整理を選択しました。

Mさんの家計を精査した結果、毎月9万円の返済もギリギリであることから、

・子供から毎月の生活費の援助を受ける

・妻がパートに出る

という対策も立てました。

このケースは、自宅を売却するという選択肢が基本です。
それを避けるとなると、「自己破産や個人再生が有効に働かない」「返済資金が足りず任意整理も難しい」という難しいケースでした。

自宅を守るために家族総出で金策に走り解決に動いたケース、「親族からの借り入れ」「家族の協力」を得られたので、恵まれたケースとも言えます。

こうした協力が難しい場合には、「どの債務整理もできない」「自宅を売却して清算する」という選択をとるしかありません。

ホームページの執筆者

司法書士・行政書士 山口広樹

司法書士・行政書士 山口広樹

司法書士法人かながわ総合法務事務所の代表。2008年より司法書士登録。

債務整理を専門とし1万件以上の事案を解決してきました。こうした経験を記した「債務整理の専門家ブログ」は多くの方に好評を頂いております。

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