司法書士法人・行政書士かながわ総合法務事務所
神奈川県横浜市西区北幸2-10-27 東武立野ビル1階
(横浜駅西口より徒歩8分)
TEL:045-328-1280
セブン銀行は、セブン&アイホールディングス傘下の銀行です。2001年4月にアイワイバンク銀行として設立。2005年から、セブン銀行に名称が変更されました。
コンビニへのATM設置から始まり、預金残高・口座数はみるみる増加。
その後、事業拡大に伴い、カードローンの取扱いが開始されました。利用限度額50万円までは15%、50万円を超える場合は14%と、融資条件はシンプルな内容です。
このセブン銀行のカードローンに対して、債務整理をすることは可能です。
保証会社はアコムで、債務整理を行うとアコムがその窓口となります。
セブン銀行カードローンに債務整理をすると、保証会社のアコムが代位弁済を行います。
代位弁済とは、アコムがセブン銀行に債務整理の対象ローンを一括返済し、貸主の地位を入れ替えることです。
そのため、任意整理後の返済はアコムに行っていくことになり、任意整理の内容もアコムと交渉を行い、決定していきます。
アコムでは、利用年数が1年未満ですと、任意整理の条件はかなり厳しくなります。
その結果、任意整理を行ってもあまり効果がないケースもあります。
・利用年数が3年程度で利息を無くした3年(36ヶ月)の分割払い
・利用年数が5年程度で利息を無くした4年(48ヶ月)程度の分割払い
1つの目安としては、このようなイメージです。
セブン銀行(保証会社アコム含む)は、個人再生や自己破産の申立てにも、柔軟に応じてもらえます。
個人再生では、反対債権者がいると難航するケースもありますが、セブン銀行(保証会社アコム含む)の場合には問題ないと考えて大丈夫です。
また、自己破産においても、特に異議を申し立てることはありませんので、順調に手続きは進んでいきます。
セブン銀行のカードローンは、利息制限法内の金利のため、過払い金は発生しません。
これは、アイワイバンクから利用されている方でも変わりません。
セブン銀行に、債務整理を行う場合の注意点を確認しましょう。
一般的なデメリットであるブラックリストの他、セブン銀行の口座の凍結があります。
よくこの口座を利用されている場合には、代わりの口座を作るなど、あらかじめ準備しておきましょう。
セブン銀行のカードローンに債務整理を行うと、ブラックリストになります。
ブラックリストになると、セブン銀行のカードローンの利用ができなくなるのはもちろんのこと、それ以外の銀行のカードローンやクレジットカードも利用できません。
お金の借入は基本的にできなくなるので、現金主義の生活になるということです。
債務整理を行うと、セブン銀行の口座は凍結します。
セブン銀行を普段から多用している場合には、この点はデメリットになるかもしれません。
また、口座が凍結するということは、預金があったり、入金があっても、自由に動かすことはできなくなりますので、この点も留意したほうが良いでしょう。
なお、セブン銀行以外の口座は凍結しませんので、ご安心ください。
司法書士法人かながわ総合法務事務所の代表。2008年より司法書士登録。
債務整理を専門とし1万件以上の事案を解決してきました。こうした経験を記した「債務整理の専門家ブログ」は多くの方に好評を頂いております。
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