オリックス銀行の債務整理（2022年）

債務整理とは、カード返済に困った場合に返済策を講じる手段です。

法律に乗っ取った手続きで行われ、その種類には、任意整理・個人再生・自己破産などがあります。

一般的には、まず1番軽い手続きである任意整理を検討し、最終手段として、自己破産があるというイメージです。

任意整理は、元金さえ支払えば完済できるように、返済を調整する手続きです。

つまり、利息やリボ手数料などの支払いをなくし、元金だけの返済に変える方法を指します。

債務整理をすると、CIC・JICCなどが保有する信用情報に傷がつきます。

ブラックリストとも言われており、「後払い」を前提とする信用が無くなります。

・クレジットカードやカードローン利用

・車・住宅などのローン利用

・買物での分割払いを組むこと

こうしたものが、債務整理を行ってから5年～10年はできなくなります。

オリックス銀行の借入れに任意整理を行うと、保証会社のオリックスクレジットが代位弁済を行います。

これにより、債権者（貸主）は、オリックスクレジットになります。

・任意整理後の利息の支払いはなし

・元金を5年（60ヶ月）での分割払い

以上が、オリックスとの任意整理の和解目安です。

借金額や利用状況によっては、70回～80回払いで和解できるケースもあります。

こうした長期分割で和解した場合、返済期間は長くなりますが、1ヶ月辺りの返済額は下げられるメリットがあります。

なお、繰上げ返済は可能です。

例えば、60回払いで和解をしても、倍額を返済していけば、半分の30回で返済を終わらせることも可能です。