みずほ銀行の債務整理（2023年）

Ｏさんは、みずほ銀行で住宅ローンを利用したことをきっかけに、カードローンの申込みも行ったそうです。

会社の業績不振でボーナスカットになった際に、初めて利用したとのことでした。

その後も収入が安定せず、カードに頼る生活となったＯさんは、最終的に５社から280万円近くの借金を抱えていました。

「このままでは住宅ローンが払えなくなる」と焦ったOさんは、みずほ銀行を始めとする借入先5社に任意整理を行いました。

・任意整理前のみずほ銀行の支払い残：78万7863円

・債務整理後：オリコがみずほ銀行に代位弁済を行い、債権が移動。

・80万9073円（代位弁済による利息分込みの金額）を分割払いへ。

・初回：5073円　以後59回：12,000円

みずほマイレージセゾンカード（画像参照）の任意整理は、セゾンに行います。

これはクレディセゾンのクレジットカードであり、みずほ銀行のキャッシュカード機能があるだけです。

そのため、みずほ銀行のカードローンの任意整理（オリコに対して行う）とは、和解条件が異なります。

このカードに任意整理を行うと、セゾンのクレジット機能はなくなります。しかし、みずほ銀行のキャッシュカード機能は、そのまま利用できます。

つまり、みずほマイレージセゾンカードに任意整理を行っても、みずほ銀行の口座は凍結しないということです。

セゾンもオリコ同様、任意整理には寛容な会社です。

任意整理の返済期間は5年（60回）以上、任意整理後の利息やリボ手数料のカット（元金のみの返済）も、問題ありません。

支払い残額が大きければ、6年や7年の分割払いが可能なケースもあります。