司法書士法人・行政書士かながわ総合法務事務所
神奈川県横浜市西区北幸2-10-27 東武立野ビル1階
(横浜駅西口より徒歩8分)
TEL:045-328-1280
ジャパンネット銀行は、日本で一番最初に誕生したネットバンクです。
「通帳がいらない」「ネットから振込みができる」という強みを生かし、2004年には口座数も100万口座を突破。2021年4月からは、PayPay(ペイペイ)銀行に名称を変更しています。
・ジャパンネット銀行からのカードローンの利用者
・PayPay銀行からのカードローンの利用者
このいずれの場合でも、返済が苦しい場合には債務整理が可能です。
保証会社はSMBCコンシューマーファイナンス(プロミス)となっており、任意整理を行う場合には、同社の交渉条件に従います。
任意整理の条件は、ペイペイ銀行の保証会社であるSMBCコンシューマーファイナンス(旧プロミス)との交渉によります。
カードを利用した年数にもよりますが、1年未満ですと任意整理の条件は厳しくなり、3年以上ですと比較的良い条件になっていきます。
基本的には、利息を無くした、3年(36ヶ月)~5年(60ヶ月)の分割払いです。
ジャパンネット銀行からの利用分も、債務整理は可能です。
逆に、ペイペイ銀行から利用されていると利用期間が短期のため、ジャパンネットからの利用者に比べて、任意整理の条件は厳しくなります。
銀行のカードローンは、利息制限法内の金利のため、過払い金は発生しません。
これは、ジャパンネット銀行ができた2000年から利用されていても変わりません。
ペイペイ銀行(ジャパンネット銀行)のカードローンの返済が難しければ、任意整理・個人再生・自己破産といった債務整理を行うことは可能です。
債務整理を行うことはできますが、ブラックリストや口座凍結などのデメリットはありますので、注意しましょう。
債務整理を行うと、「信用情報」という記録に傷がつきます。
「信用情報」とは、ローンやクレジットカードの利用状況が記録されているもので、債務整理を行うとその記録が残されます。
この信用情報から、債務整理を行ったことが分かると、クレジットカードやローンの利用に制限がかかってしまうというわけです。
ジャパンネット銀行の口座を持っている場合、債務整理を行うと、この銀行口座が凍結します。
預金があったり、ネットバンキングを多用している場合には、注意です。
預金を他の口座に移し替えたり、他のネットバンキング口座を用意するなど、債務整理を行っても慌てない環境を準備しておきましょう。
ジャパンネット銀行の口座を15年近く前から利用していたSさん。
生活費のために、同行のカードローンを利用したのが、5年ほど前からでした。
他社のカードもあり、ボーナス返済などで資金繰りを考えていたようですが、思うようにいかず、相談された時には、今月の返済ができなくなっていました。
全社に任意整理を行えば、Yさんの収入であれば返済できると判断。Yさんも「利息がなければ支払える」ということで、手続きを開始しました。
・任意整理前の支払い残:54万9091円
・SMBCコンシューマーファイナンスがPayPay銀行へ代位弁済。
・56万2048円(代位弁済後の金額)を分割払いへ。
・分割払いの内容:初回:2048円・以後56回:毎月1万円の支払い
・将来利息(任意整理後の利息)は全てカットされました。
ネットオークションで副業を行っていたGさん。
商品を仕入れるために、ジャパンネット銀行のカードローンを利用し、お金の融通をつけていました。
しかし、なかなか思うようにはいかず、カードローンの返済が重荷になるように。オークションからは撤退、残ったカードローンを整理することになりました。
・任意整理前の支払い残:74万5012円
・SMBCコンシューマーファイナンスがPayPay銀行へ代位弁済。
・77万3024円(代位弁済後の金額)を分割払いへ。
・分割払いの内容:初回:6024円・以後59回:毎月1万3000円の支払い。
・将来利息(任意整理後の利息)は全てカットされました。
司法書士法人かながわ総合法務事務所の代表。2008年より司法書士登録。
債務整理を専門とし1万件以上の事案を解決してきました。こうした経験を記した「債務整理の専門家ブログ」は多くの方に好評を頂いております。
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