司法書士法人・行政書士かながわ総合法務事務所
神奈川県横浜市西区北幸2-10-27 東武立野ビル1階
(横浜駅西口より徒歩8分)
TEL:045-328-1280
「楽天市場」で有名な楽天グループ。このクレジットカード事業を担っているのが楽天カードです。
当センターで債務整理を行っている中で、最も多いカードの1つが楽天カードです。20代~40代に利用者が多く、リボ払いが原因で払えなくなるケースが目立ちます。
楽天カードを任意整理した場合、5年(60回)払い・利息カットの和解が可能です。
楽天銀行のカードローンを併用している方も多いですが、これも任意整理できます。
楽天銀行の任意整理も、保証会社である楽天カードが窓口となります。
「リボ払いが原因で返済ができなくなる」これは、楽天カードを債務整理する上でよく感じます。
一見すると、リボ払いは便利で楽な返済方法です。しかし、その便利さゆえにリボ払いを多用して払えなくなるケースは多いのです。
リボ払いを多用すれば、リボ残高が全く減らないか、さらに借金が増えていきます。これが、リボ払い地獄であり、楽天カードの返済が苦しくなる原因の1つです。
例えば、50万円・年利15%のリボ払いでは、1年で7万5000円の手数料が発生。1ヶ月辺りの手数料は7万5000円÷12ヶ月=約6300円です。
楽天カードの場合、50万円の元金への最低返済額は約9000円。先のリボ手数料を加算すると、月に1万5000円ほどの返済になります。
楽天カード以外にもカードが4、5枚あると、リボ手数料はかなりの金額になります。
カード1枚の手数料が月に6000円でも、5枚あれば月に3万円です。
こうした手数料の負担が大きくなり、返済資金が足りなくなります。最終的には「他社のカードで借りて返済する」という自転車操業に至る場合も多く見受けられます。
楽天カードの返済が苦しい場合には、まずは任意整理から検討しましょう。
任意整理は、債務整理の1つの方法であり、デメリットの少ない手続きです。
任意整理を行った場合のメリットは、下記のとおりです。
・任意整理をした後の支払いは利息は0になる
・返済のゴールが明確になる
・裁判所を利用しないでもできる
・奨学金や車・住宅のローンなどは任意整理から除外できる
楽天カードの任意整理では、基本的に以下のような取扱いとなります。
・60回(5年)払いを原則。
・利息のカットに応じてもらえる。
・利用年数の影響はそれほど受けない。
過去に、楽天カードと和解を行った中で、利息やリボ手数料のカットに応じてもらえなかったことは一度もありません。
任意整理後の利息やリボ手数料の支払いは、確実に免除と思って頂いて大丈夫です。
60回(5年)払いのイメージとしては、以下のようなかたちです。
・60万円の借金の場合(月に1万円の返済)
・120万円の借金の場合(月に2万円の返済)
・180万円の借金の場合(月に3万円の返済)
・240万円の借金の場合(月に4万円の返済)
・300万円の借金の場合(月に5万円の返済)
まずは、任意整理の相談がスタートです。
任意整理を行った場合の効果・注意点・費用などを説明致します。
手続きをご希望であれば、正式な依頼を頂きます。
楽天カードへ、受任通知(介入通知)を送付していきます。
この介入通知が相手方に届くと、任意整理の手続きがスタートです。
楽天カードと任意整理の交渉を行っていきます。
・利息やリボ手数料のカット
・分割払いの回数
・返済開始日
などを調整していきます。返済の内容は、和解書という契約書でまとめます。
和解書で定められた返済開始日から、返済がスタートします。
ご自身で返済をされる場合には、毎月ご自身でお支払いください。
任意整理後の返済管理も依頼された場合には、代理人が各社に返済を行っていきます。
離婚をきっかけに、以前から持っていた楽天カードを利用し始めたTさん。
仕事が安定するまでは、楽天カードや他のカードで生活費を補っていたようです。
その後、仕事も安定してきましたが、今度はカード払いで生活費が圧迫されることに。
元金が減らず、これ以上借金が増えることを防ぐため、任意整理を行うことになりました。
・楽天カードの支払い残:42万0090円
(キャッシング:15万0741円・買物利用分:26万9349円)
・3社合計の支払い残:114万円
Tさんは、楽天カードと合わせて3社の任意整理を行いました。
楽天カードは5年の分割払いで毎月7000円の返済へ。
3社合計で、毎月2万円の支払いとなる任意整理を行いました。
任意整理をすると、ブラックリスト(金融ブラック)になります。
楽天カードは、信用情報機関であるCICやJICCに加盟しています。
この信用情報に債務整理を行なったことが記録されることを、「信用情報に傷がつく」「ブラックリストになる」と言われています。
ブラックになると、「後払い」ができなくなります。
具体的には、クレジットカードの利用や、ローンを組むことが禁止されます。
任意整理をすると、現金主義になるということは覚悟しておきましょう。
デビットカードやプリペイドカードなどは、ブラックでも使えます。
バーチャルカードやキャリア決済では、翌月の後払い決済がありますが、こうしたものも利用できるケースは多いようです。
デポジット型クレジットカードも利用できます。
楽天カードの債務整理について解説してきましたが、いかがでしょうか?
楽天カードを任意整理した場合、5年(60ヶ月)払い・利息やリボ手数料のカットは確実に可能です。
リボ払いを多用し、100万円、200万円と借金が大きくなってしまうと、任意整理でも返済の負担は大きくなります。リボ支払い額が大きくなっている方は、十分に注意したほうが良いでしょう。
返済が厳しいにもかかわらず「なんとなく返済を続けている」状態はよくありません。ますます借金は増えてしまい、さらに返済が苦しくなる悪循環となります。
・収入や支出など家計の状況
・家族構成やご年齢
・楽天以外にどのくらいの借金があるか
債務整理が必要か?そうでないか?は、1人1人の状況によって異なります。早めに、債務整理の相談だけでも受けてみることをお勧めします。
当事務所では、楽天カードの任意整理に多くの実績と事例があります。
司法書士法人かながわ総合法務事務所の代表。2008年より司法書士登録。
債務整理を専門とし1万件以上の事案を解決してきました。こうした経験を記した「債務整理の専門家ブログ」は多くの方に好評を頂いております。
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