司法書士法人・行政書士かながわ総合法務事務所
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（横浜駅西口より徒歩8分）
TEL：045-328-1280
リボ払いも任意整理できる？
リボ払いも、任意整理することは可能です。
今、ご自身で支払っているリボ払いの支払い設定は、任意整理すると白紙になります。
これは買物のリボ（ショッピングリボ）でも同様で、キャッシングリボと共に任意整理できます。
リボ払いを多用したことで、みるみるカードの支払い残額が増えてしまったという方は多いのが現状です。
いつの間にかリボ地獄に陥ってしまっているわけです。
まずは、返済額の見直しを自分で行ってみて、難しい場合には任意整理を検したほうが良いでしょう。
リボ払いのイメージ
リボ払いの一例
利用者の多い楽天カードのリボ払いを確認してみましょう。
・支払残高：120万円
・毎月返済額：4万円～4万5000円
・リボ手数料：15％
・支払い回数：40回（3年半）
・支払い総額：約150万7500円
（内、手数料が約30万7500円）
リボ払いの問題点
上記の一例は、120万円のリボ払いを、3年半で返済した場合の目安です。
毎月4万円以上支払っても、3年以上の期間がかかり、利息で30万円近く発生します。
これは3年半の間、これから1度もリボ利用をしなかった場合の試算です。
多くは、返済をしながらリボ払いを使ってしまうため、120万円の残高がずっと変わらないか、むしろ残高が増えてしまいます。
こうなってしまうと、いわゆるリボ地獄に陥ってしまっている状態です。
終りの見えないリボ払いは、一生利息を払い続けていくことになります。
そのため、完済できる見込みがない場合には、このリボ払いをリセットしなければいけないのです。
※クリックすると、楽天カードのホームページに移動します
リボ払いを任意整理した場合
任意整理とは？
任意整理とは、クレジットカードなどの返済を見直す手続きです。
・カード返済が大きすぎて生活に影響が出ている
・カード返済ができなくなってしまった
・完済できる見込みがない
こうした状況で行われる手続きです。
リボ払いも任意整理の対象になり、「リボ手数料をなくした元金だけの返済」になるのが特徴です。
リボ払いの一例
上記120万円のリボ払いを、任意整理をするとこのようなかたちです。
・楽天カードを利用
・支払残高：120万円
・毎月返済額：2万円
・リボ手数料：0％
・支払い回数：60回（5年）
・支払い総額：約120万円
（内、手数料は0円）
リボ払いを任意整理して変わった点
任意整理を行ったことで、
・月々の返済額が4万円～4万5000円→2万円に。
・完済までに払う手数料30万円が０に。
このような結果になります。
返済期間を長くして月々の返済金額を下げていますが、繰り上げ返済も可能です。
以前と同じ4万円で払っていくと30ヶ月（2年半）で返済は終わります。
ホームページの執筆者
司法書士法人かながわ総合法務事務所の代表。2008年より司法書士登録。
債務整理を専門とし1万件以上の事案を解決してきました。こうした経験を記した「債務整理の専門家ブログ」は多くの方に好評を頂いております。
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