司法書士法人・行政書士かながわ総合法務事務所
神奈川県横浜市西区北幸2-10-27 東武立野ビル1階
(横浜駅西口より徒歩8分)
TEL:045-328-1280
アイフルの返済が苦しい場合には、任意整理を始めとする債務整理ができます。
アイフルに任意整理を行った場合、将来利息の免除は可能です。しかし、2023年現在では、1年未満の利用では、全額カットまではできなくなったのが現状です。
また、分割払いも短期を求められるようになり、5年(60ヶ月)払いが難しいケースも出てきました。
アイフルの債務整理対応は、ここ数年厳しくなってきている感触があります。
カード返済が苦しい場合、債務整理という方法で返済の改善を図ることができます。
アイフルのような消費者金融を始め、クレジットカードや銀行のカードローンもその対象です。
債務整理は、一般的に司法書士や弁護士などに依頼して行う法律の手続きです。
債務整理には、任意整理・個人再生・自己破産といった方法があります。
・家族や周囲にばれないように進めたい。
・裁判所を利用するような手続きは避けたい。
・払える限りは頑張って払っていきたい。
こうした希望がある場合には、まずは任意整理を検討すると良いでしょう。
任意整理は、個人再生や自己破産と比べてデメリットが少ない手続きです。
ブラックリストになるというデメリットはありますが、それ以外に大きな支障はない手続きと言えます。
アイフルの返済が苦しい場合には、任意整理ができます。
任意整理を行った場合のアイフルの対応を確認してみましょう。
2022年現在では、利用期間が1年未満の場合、利息の全カットはできなくなりました。
2,3年などある程度の利用年数があると、任意整理後の利息は全カットされますが、1年未満では3%~6%の利息は、任意整理後も付与されます。
分割払いの回数が極端に短くなることはないので、任意整理を行ったほうが、自分で返済よりも負担が少なくなることは間違いありません。
分割払いの回数 | 利用年数により36回~60回払い |
利息のカット | 可能(利用1年未満は利息軽減にとどまる) |
過払い金の発生 | あり(2007年3月1日以前から利用がある場合) |
アイフルカードの支払い残48万円(3年利用)に任意整理を行いました。
初回は1万2000円の返済、以後36回は毎月1万3000円の返済で和解が成立。任意整理後の利息は、全てカットされました。
2007年7月31日以前からアイフルを利用していると、過払い金発生の可能性があります。この当時まで、利息制限法に違反する高金利だったためです。
過払い金が発生していると、アイフルにある借金の元金自体を減らせます。
20年以上前から利用されていると、支払いは0になり、さらにお金が戻ってくるケースもあります。
20年前からアイフルを利用していても、途中で一度完済した場合は注意です。
過払い金が請求できる期限は、完済してから10年と決められています。
途中完済した時点から10年が経つと、この途中完済までの過払い金が請求できなくなる可能性があるからです。
※当センターの兄弟サイトである、過払い金無料相談センターのホームページへ移動します。アイフルの過払い金は、そちらで詳しく説明しております。
ホームページ上で金利は3%~18%になっていますが、基本的に、100万円以下の場合は18%、100万円以上の場合は15%です。
300万円以上など高額な借入れの場合は、利率が3%~15%の間で決まっていきます。
アイフルの返済は、35日返済と1ヶ月に1回の指定期日返済のいずれかです。返済方式は、元利定額リボルビング方式となっています。
Sulaliは、貸付額が10万円までの女性向け低額ローンです。
10万円以上を希望する場合は、通常のキャッシングローンを利用することになります。
ファーストプレミアムカードローンは、通常よりも利息が安いローンです。金利は最大9.5%になっており、消費者金融にしては非常に安い金利と言えます。
これは、アイフルの新規利用者向けのローンで、年齢制限は23歳~59歳までです。
返済方法は、元利定額のリボルビング返済方式。35日返済と1ヶ月に1回の指定期日返済のいずれかに分かれています。
おまとめMAXは、アイフル以外のカードもある方のおまとめローンです。
借換えMAXは、他のカードを持っている方が、完全にアイフルに乗換をしておまとめをする形態です。
利息は、いずれも3%~17.5%となっています。おまとめ限度額は、収入にもよりますが、最大で800万円になっています。
アイフルで50万円のキャッシングを利用すると、金利は18%です。
・50万円×18%=9万円(1年間の利息)
・9万円÷12ヶ月=7500円(1ヶ月の利息)
40万1円~50万円未満は、サイクル制で毎月1万5000円の返済、約定日制で毎月1万3000円の返済です。
サイクル制で、半分ほどが元金・残りの半分が利息の返済ということになります。約定日制の場合は、半分以上が利息の返済になっている可能性が高いです。
100万円を下回る金額の利息は18%です。
・99万円×18%=17万8200円(1年間の利息)
・17万8200円÷12ヶ月=1万4850円(1ヶ月の利息)
90万1円~100万円の場合は、サイクル制で毎月3万円、約定日制で毎月2万6000円の返済額になります。
100万円を超えると利息は15%が上限になります。
・200万円×15%=30万円(1年間で返済する利息)
・30万円÷12ヶ月=2万5000円(1ヶ月辺りの利息)
200万円の場合は、サイクル制で毎月4万円、約定日制で毎月3万6000円の返済です。圧倒的に利息を占める割合が大きくなっていることが分かります。
こうした利息の返済が思ったよりも大きいことは分かったと思います。
返済が順調であれば問題ありませんが、そうでない場合には、この利息の負担を下げていくことが必要です。
そうでないと、毎月・毎年借金は増え、自転車創業のようになってしまうためです。
任意整理を行った場合には、この利息の負担を減らすことができます。
司法書士法人かながわ総合法務事務所の代表。2008年より司法書士登録。
債務整理を専門とし1万件以上の事案を解決してきました。こうした経験を記した「債務整理の専門家ブログ」は多くの方に好評を頂いております。
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