新生銀行レイクの任意整理

新生銀行のスマートカードローンと、レイクALSAの任意整理を解説します。

いずれも、任意整理を行った場合には、新生フィナンシャルがその窓口となります。

2017年から、消費者金融レイクの貸付けから、一部新生銀行からの貸付も積極的に行われるようになりました。

その理由は、「総量規制」にあり、年収の1/3を超える貸付けに制限が加わったためです。銀行のローンは総量規制の対象外であり、顧客拡大を狙って、新生銀行からの貸付けに変更したと言われています。

任意整理を行った場合の分割払いの回数は、5年（60回）払いが基準になり、任意整理後の利息はカットされます。

また、古くからレイクでキャッシングの利用がある場合には、「過払い金」という払いすぎた利息が発生する場合があります。

例えば、レイクから50万円借りている場合、50万円×18％＝9万円と、借りたお金以外に、1年で9万円の利息を支払っています。

もし、5年近く50万円程度を返済していると、9万円×5年＝45万円も、利息が発生します

レイクに任意整理を行った場合には、上記のような利息の支払いが０になります。

また、50万円を5年の分割払いにすると、50万円÷5年（60ヵ月）＝8,000円～9,000円の返済になります。

この分割払いは、利用年数により変動があります。

レイクでは、4年（48回）～6年（72回）程度の分割払いが多く、ケースによっては、もう少し長い分割払いが認められるケースもあります。

テレビやラジオＣＭで耳に挟んだことがある人もいるかもしれませんが、「高金利で払いすぎてしまったお金」これを過払い金と言います。

レイクは、過払い金が発生する会社であり、、新生フィナンシャルに請求ができます。

レイクの過払い金は、下記の条件を備えている場合に、請求ができます。

・平成19年12月1日以前からキャッシングを利用していたこと。

この時点までは、レイクは過払い金の対象となる金利でした。

つまり、この時点より、古ければ古いほど多くの過払い金が発生します。

過払い金が発生すると、現在の借金の元金自体が減少し、借金の元金以上の過払い金が発生した場合には、現金としてお金が戻ってくる仕組みです。

なお、新生銀行からの借入は、銀行ローンのため過払い金は一切発生しません。

・レイク（50万円・5年前から利用）
・プロミス（30万円・2年前から利用）
・アコム（50万円・4年前から利用）
・三菱UFJ銀行（50万円・4年前から利用）

借金額は、4社合計で180万円。

任意整理前は、4社に毎月5万円ほどの支払いをしていました。